フィルムを使わずに画像を記録するデジタルカメラ。
カメラを選ぶときに「一眼レフやミラーレスなど、種類があってよくわからない」と戸惑ってしまうのではないでしょうか。
一般的にデジタルカメラはミラーレス一眼カメラ、一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラの3種類あり、それぞれ特徴が異なります。
ミラーレス一眼カメラ
ラーレス一眼カメラは、一眼レフカメラと比較してミラーレスの構造を持っています。
つまり、内部にミラーがなく、光学ファインダーではなく電子ビューファインダー（EVF）を使用します。これにより、軽量・小型化されたモデルが多く持ち運びが便利です。
ミラーがないからといって一眼レフカメラに劣るわけではなく、プロの現場でも愛用されています。
ミラーレス一眼カメラのメリット
ミラーレス一眼カメラは、内部のミラーがないため、一眼レフカメラに比べてコンパクトで軽量です。
持ち運びや携帯性に優れており、用途次第ではレンズを持ち歩かずに済みます。
また、Wi-FiやNFCなどの通信機能がある機種が多いため、撮影後すぐにSNS投稿できるのもメリットの一つです。
ミラーレス一眼カメラのデメリット
電子ファインダーに写るのは、レンズがとらえた光をカメラ内で映像化したものです。一眼レフカメラのように実際の映像を見ることはできません。
また、一眼レフカメラに比べてレンズラインナップが限定されており、特に望遠での撮影には限界があります。
一眼レフカメラ
一眼レフカメラは内部にミラーを搭載し、光学ファインダーを使用します。このファインダーを通じて、被写体を直接見ながら撮影できます。
一般的に大型センサーを搭載しており、センサーサイズによって画質の違いがありますが、一般的には高い解像度やダイナミックレンジを実現しています。
ミラーレス一眼カメラが登場するまでは、一眼レフカメラが主流でした。近年、ミラーレス一眼カメラが台頭しているもののいまだ根強い人気を誇ります。
一眼レフカメラのメリット
大型センサーや高性能なイメージプロセッサーを搭載しているため、一眼レフカメラは優れた画質が一番の魅力です。
細かいディテールや色彩表現に優れ、プロのカメラマンや写真愛好家によく選ばれています。
また、一般的にミラーレス一眼カメラよりバッテリーの持ちがよいのもメリットです。
一眼レフカメラのデメリット
ミラーや大型のセンサーを搭載しているため、他のカメラに比べて大きく重い傾向があります。
また、本体だけでなく、交換レンズやアクセサリーなどを揃えるための費用も考慮する必要があります。
そのため、他のカメラと比べて持ち運びや旅行時の負担が大きくなりやすいです。
コンパクトデジタルカメラ
コンパクトデジタルカメラはその名前の通り、小型かつ軽量なデザインが特徴。
メリットはポケットにも入るほどコンパクトなので、旅行や日常の撮影に便利です。スマホ内蔵のカメラと比べても高画質で高額ズームやマクロ撮影機能が充実しています。
ミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラのようにレンズ交換が自由にできないため、購入の段階でレンズの性能をチェックしておきましょう。