観光地やレース会場などで、一眼レフやミラーレスを使っている人をよく見かけます。
しかし、レンズフードを付けていない人は見かけることがあります。
レンズフードはレンズを守るためだけではなく強い日差しを避けるために必要なパーツです。
大事なアイテムだからこそレンズフードをつけて撮影したほうがいい理由について紹介します。
レンズフードとは
レンズの先端につけるプラスチック(あるいは金属)製のパーツです。
レンズフードの主な役割は光の映り込みを防ぐことです。余分な光を減らすことで白っぽくなるフレアや、光が球上に映り込むゴーストを軽減してくれます。
晴天時の屋外撮影で効果を発揮するでしょう。
また、レンズは高級品なので保護する必要しなければなりません。
そのため屋外・屋内問わず必要です。大事なレンズを守るためにも装着しておくとよいでしょう。
レンズフードの選び方
レンズフードはさまざまな商品が販売されており、初心者にとってどれが良いのか分かりづらいでしょう。
そのような方に向けて、レンズフードの選び方のポイントを紹介します。
レンズに対応する純正品を選ぶ
まずレンズに対応している純正品の有無を確認しましょう。レンズフードは減速そのレンズ専用の純正品しか選択肢がありません。
基本的にレンズを買うと専用のフードも付属されていますが、キットレンズや安いレンズだと付いていないことが多いようです。
キャノンやニコンなどカメラメーカーの公式サイトで、対応表を確認できるのでチェックしてみるといいでしょう。
純正品はレンズ専用で設計されており、カチッとはめ込むバヨネット式が主流です。
サードパーティ製はレンズの口径をチェック
純正品がない場合、サードパーティ製が選択肢に入ります。
その場合は自分のカメラレンズの口径を確認して適切なものを選びましょう。
口径はレンズの前面・側面・キャップの裏側などに記載されています。
口径を間違えると取り付けられないので、確実にミスがないようにしてください。
レンズフードの形状について
レンズフードには大きく分けて2つの形状があります。
最近のカメラレンズに多いのが花形。レンズに写らないギリギリまで余計な光を遮ることができるので、主に広角レンズに採用されています。
もうひとつはフィルム一眼レフ向けのレンズに多いのが丸型。最近のレンズだと超望遠レンズや単焦点レンズによく見られます。
一見何となくついているように見えるレンズフードですが、写真を撮影するうえで重要な役割を担っています。
付いていない場合は、取り付けることをおすすめします。