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写真撮影における基本的なポイント

写真撮影における基本的なポイント

写真撮影の基本はピントがあっていて、明るく見やすい写真であることです。
いまだに没写真を量産している私ですが、何年も写真を撮っていると、どうすれば自分が思っている写真が撮れるのか、見栄えの良い写真が撮れるのかわかってきました。
今回はこつこつ写真を撮影してきた私が、個人的に撮影時に注意したいポイントについて紹介します。

カメラの露出モードを理解しておく

普段、一眼レフでの撮影時、どのモードを利用していますか?
カメラには目的別に4つのモード(P・A・S・M)があり、Pモードで慣れて、慣れてきたら他のモードををおすすめします。
4つのモードをきちんと理解できていれば、人物から風景、スポーツまで上手に撮影できますよ。

全自動のPモード(プログラム・オート)
Pモードは名前の通りカメラがすべて自動で設定を決めてくれます。
明るさをカメラが判断して、適正なシャッタースピードと絞り値でバランスよく設定してくれるので初めての人や気軽に写真を撮影したい人におすすめのモードです。

動きのある被写体を撮りたい場合はSモード
Sモードはシャッタースピードを自分で設定して、絞り値はカメラがオートで決めてくれるモードです。
シャッタースピードを速く設定することで、動いている被写体を止めて撮影できます。
反対に遅く設定すると、車のライトの動きを流れるように表現できます。

自然光を活かす

カメラ初心者が陥りやすいミスの一つがライティングの失敗です。ライティングに気を使うことで写真の仕上がりがグッとよくなります。
ただしライティングは奥が深く、自分でコントロールできるようになるには時間がかかるでしょう。
そのため、最初の内は自然光を有効利用するのがおすすめです。
できるだけ自然光が入りやすい場所を選ぶといいでしょう。例えば、料理の写真を撮影したい場合、奥まった席ではなく、窓際の自然光が入りやすい席にすると良い写真を撮影しやすくなります。
自然光はとても明るいので、F値やISO感度を低く設定しやすく、ノイズの少ないボケ味のある写真を撮影できるでしょう。

水平・垂直を意識する

水平・垂直を意識することは基本ですが、意識するには四隅を気を付けなければいけないので難しいポイントです。
カメラに水準器があれば楽ですが、そうでない場合はガイドラインを出して調整するといいでしょう。
バシッと水平に撮れていると気持ちいいものです。
特に広角レンズを使った場合や建物を撮影する際、水平・垂直を無視すると残念な写真になってしまいますよ。
こういう場合は後から簡単に角度補正やトリミングできるので、水平・垂直をとれていない写真を補正するとはっきり効果がわかるでしょう。