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カメラ初心者が知りたい写真の撮り方

カメラの設定

カメラはシャッターを押せば簡単に写真が撮れます。だけど、いつまでもこのままだともったいないですよね。
そこで今回は一眼レフやミラーレスカメラを買ったときに試してほしい設定や撮り方についてご紹介します。
これらのポイントを押さえるだけで、レベルアップでき、綺麗な写真が撮れるはずです。

明るい写真の撮り方

一眼レフで写真を撮ってみると写真が暗く感じることがあります。
このような場合は露出補正で調整しましょう。調整方法は露出補正のダイヤルをプラス(明るくする)か、マイナス(暗くする)ことで簡単にできます。
入門機の場合「+/-」のボタンを押して変更できる物が多いため、自分のカメラの説明書を良くチェックしましょう。
露出補正は0が最適な明るさとは限りません。0はカメラにとっての基準で写真の明るさとは別物になります。
被写体やシーンによって同じ露出補正でも写真の明るさが異なるからです。
一般的に明るい写真のほうが綺麗に見えるので、はじめは露出補正+1を目安に、設定を変えながら撮影してみるといいでしょう。
撮影していると適度な明るさが理解できるようになるはずです。

ボケ味を意識した写真の撮り方

一眼レフの魅力は「ボケ味」を出せることです。ボケ味を出せるようになれば、写真の出来栄えが格段に良くなるでしょう。

F値(絞り)でコントロール

ボケ味はF値でコントロールしますが、F値とはカメラに入る光量のことで、絞り値ともいいます。
F値が大きいと光の量は少なくなり、小さいと光の量は多くなります。
例えば、手前の物はハッキリと映っているけれど、背景がボケているような写真は手前の物だけがピントがあっている状態です。
このような写真に仕上げたい場合、F値を小さくしてピントがあっている範囲を狭くしてみましょう。
反対にF値を大きくするとピントが合っている範囲が広くなり、全体がハッキリとした写真になります。
カメラ上ではF1.8やF10などと表示されるので確認してみてください。

絞り優先モード(Aモード)の使い方

ボケ味がでた写真を撮影したい場合は絞り優先モードを使ってみましょう。このモードはF値を自由に設定でき、それ以外はカメラが自動で最適な設定にしてくれます。
F値を理解できれば、簡単に使いこなせるでしょう。

撮影技術をレベルアップするには、あらゆる角度から撮影の工夫をする必要があります。
さらに被写体やシーンによって適した撮り方も違うため、難しいと感じるかもしれません。
しかし、一度コツをつかむと簡単にできることなので、果敢にチャレンジしてみるといいでしょう。