2023年7月1日と7月2日の2日間、富士スピードウェイで「フェラーリ・レーシング・デイズ 2023」が開催されました。
フェラーリ・レーシング・デイズとは、フェラーリ・ジャパンによって開催されるオーナーとファンのためのサーキットイベントです。
フェラーリ好きの私としては2018年以来の開催ということで、楽しみにしていました。
実際に多くの人が参加され650台以上のフェラーリと1,300人のオーナーが集結。
そのオーナーが所有するF1マシン「F10」「F2008」「F2005」「F399」「412T2」などを見ることができました。
フェラーリが一堂に会するのは圧巻です。
全部で4つものラウンジが設けられ、特設のレストランも開設されていました。
このほかにもサーキット専用モデル「XX」を間近に見られるピットツアーも開催され、とてもよいイベントでした。
フェラーリ・クラシケのお話を聞くこともできました
フェラーリ・クラシケとはフェラーリ社の公式認証プログラムのことです。対象は生産から20年以上経過したモデルで、オリジナル状態を保っている車両に対して、フェラーリ社が有償で鑑定書を発行します。
会場ではマーケティングを統括される方のお話を聞くことができました。
何でもフェラーリは1947年に製造した最初の市販モデル125Sのころから、すべての部品の設計図を保管しているとのこと。
だから、フェラーリ・クラシケでは完全オリジナルの状態でリストアでき、認証を付与することができるそうです。
そんな昔のモデルまで保管しているなんて、さすがフェラーリですね。
新型レーシングカー「296GT3」が日本初公開
グループGT3規格のレーシングカー296GT3の日本初公開となりました。
市販車をベースにした車両で競われるGTカテゴリーのレースで使われるレーシンカーです。
ヨーロッパではすでにレビューしており、ドイツ・ニュルブルクリンク24時間レースでは総合優勝を果たしています。
イエローを基調としたデザインがカッコいい!
フェラーリではワンメイクレース「フェラーリ・チャレンジ」に使用する競技車両「296チャレンジ」も開発中で、日本では2025年に導入予定です。
フェラーリ・チャレンジ第3戦も併催
今シーズンからスタートしたワンメイクレース「フェラーリ・チャレンジ・ジャパンシリーズ」の第3戦も併催され、26台のフェラーリ488チャレンジEVOによる、白熱のバトルが繰り広げられました。